かでる2・7の案内

「かでる2・7」とは

「かでる2・7」とは、道民活動センタービルが、ご利用になる皆様にとって、より身近な施設として親しまれ、利用しやすい施設となるよう正式名称とは別に、愛称を設けることとし、建物の開館時に道民の皆様からの公募により北海道が定めたものです。

「かでる」とは、「仲間に加える」という意味の北海道の方言とされています。「かてる:混ぜ合せる」から来た言葉とも言われており、同じような意味で、東北各県や関東、甲信越、東海地域の一部や九州南部でも使われていると言われています。「2・7」は、当ビルの所在地である北2条西7丁目を表わしています。

「集う・創る・広まる」という当センターのテーマがよく表現されているとして選定されたものです。

道民活動センタービルとは

このビルは、新設される「北海道立社会教育総合センター」、「北海道立女性プラザ」及び「北海道立ウタリ総合センター」既設現存センターの「北海道立社会福祉総合センター」及び「北海道立札幌婦人就業援助センター」並びにこれら各センターの支援活動及び道民に対する活動の場(施設)の提供を行うため新設される「北海道立道民活動センター」の六つの公の施設が入居する複合施設として、平成3年11月14日開設されました。

「北海道立札幌婦人就業援助センター」は、男女雇用機会均等法の改正により、婦人のみを対象とした事業の継続は適当でないとされ、平成12年3月31日で廃止されました。

「北海道立社会教育総合センター」は、道民の生涯にわたる学習活動の総合的な推進を図る拠点施設として、産官学のネットワーク機能を充実するため、平成13年4月1日から名称を「北海道立生涯学習推進センター」に改めました。また、「北海道立ウタリ総合センター」は、平成14年4月1日から名称を「北海道立アイヌ総合センター」に改めました。

「北海道立社会福祉総合センター」は、貸室を道民活動センターに移管し公の施設の要件を満たさなくなったことから、平成17年3月31日で廃止されましたが、社会福祉関係団体は継続して入居し、福祉活動を行っています。

「市民活動促進センター」は、北海道のさまざまな市民活動を行う個人・団体が活発に交流・連携し、情報交換を行い、また、活動に係わる専門的な相談などの拠点として、平成13年6月1日に開設され、平成23年9月7日に入居し、活動を行っています。

入居施設等

道民活動センタービル「かでる2・7」は、次の施設等が入居している複合ビルです。
概要図

北海道立道民活動センター

設置目的と事業の概要

道民活動センターは、道民自らの創意や活力が生かされる地域づくりに必要な社会福祉活動、生涯学習活動、女性活動、アイヌ文化活動等の組織的な活動の促進及び道民が行う学習、研修、交流等の機会の充実を図ることを目的として、「北海道立道民活動センター条例(平成3年7月29日北海道条例第14号)」に基づいて設置されました。

主な事業

  • 施設設備を一般の利用に貸し出すこと。
  • 社会福祉活動、生涯学習活動、女性活動、アイヌ文化活動等の組織的な活動に必要な支援を行うこと。
  • その他設置目的を達成するために必要な事業を行うこと。

市民活動促進センター

設置目的と事業の概要

市民活動促進センターは、北海道のさまざまな市民活動を行う個人、団体が活発に交流・連携し、情報交換を行い、また、活動の係わる専門的な相談などの拠点となるよう設置いたしました。

かでるに入居している団体

北海道立アイヌ総合センター

設置目的と事業の概要

アイヌ総合センターは、アイヌ民族の歴史に対する認識を深めてもらうとともに、貴重なアイヌ文化の伝承及び保存の促進等を図るために設置され、資料展示室、図書情報資料室、保存実習室などがあります。

かでるに入居している団体

北海道立女性プラザ

設置目的と事業の概要

女性プラザは、女性の自立と社会参加を促進するため、女性に関する情報及び学習機会を提供するとともに、女性の自主的な交流や文化、健康づくりなど様々な活動の拠点となる施設として設置されました。

かでるに入居している団体

女性の活躍支援センター

設置目的と事業の概要

女性が就労、起業、子育て、キャリアアップなど様々なライフステージにおいて活躍できるよう総合的な相談に対応するため設置され、これらの支援制度に精通し、相談対応に関する幅広い経験を持つ女性支援団体のメンバーなどが、コンシェルジュとして対応します。

社会福祉関係団体

設置目的と事業の概要

 入居している福祉関係団体が、北海道の社会福祉の増進に寄与することを目的として福祉活動を進めています。

かでるに入居している団体